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カタカナシリーズ『マ』

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  R8.6.5 茉莉花の出窓ひかりのマンドリン          津島野イリス 街灯のマリンバパナマ帽に小銭          国東町子 朔太郎忌戀人の弾くマンドリン          小型犬の夫 短夜や暗きバルよりマンドリン          めぐみの樹 マンドリル大いに尿る大暑かな          横縞 離職せり初夏のマーブルチョコレート          ちべた店長 マヨネーズ離婚初日の冷蔵庫          板柿せっか 立葵すつくとマツチ箱の家          立ち漕ぎブランコじゅん ががんぼの厠へマタイ受難曲          亘航希 短日に聴くマーラーは長すぎる          猫またぎ イマジンを聴け残雪はまだ光る          錆田水遊 マーカーをフランス領へ引く薄暑          もりさわ マーライオンの口そんな開いてない春          公木正 R8.6.12 マカロンは春の短詩のやうな色          碧西里 ママと言ふ口うららかやパを教ふ          山本先生 排他的明朗女子群アマリリス          あなぐまはる 曼珠沙華ウルトラマンは死にました          一港 西日濃しけふもマクドに棄つる刻          世良日守 炎天をマッチ棒めく詩人来る          大久保加州 マンモグラフィー終えて炎天また炎天          小野更紗 マグダラのマリアのなみだ花いばら          竹田むべ 蝌蚪みたりだらだらマグダラのマリア          元野おぺら マトリョーシカの芯に冷房到達す          梅うめ子 まくなぎや喪主のマイクを渡されて          凡鑚 新盆の父の引き出しからマッチ          日土野だんご虫 ジレンマは蝸牛剥ぐとき匂ふ          澤村DAZZA 『天』 マウス百生まれて麦は黄ばむばかり          爪太郎