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『曲水』

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  R8.2.27 雨はれて曲水の笙澄みわたる           桜鯛みわ 装束の値踏み曲水遠巻きに           ひそか 曲水の童子のあくび甘さうな           梅うめ子 曲水や杯置く石の良き高さ           西川由野 曲水や盃置くに佳き小岩           毬雨水佳 曲水へ若紫の入場す           凪太 曲水の宴に遅参の右大臣           彩汀 篤姫も曲水に袖濡らしたか           冬島直 曲水や吐息残して止める筆           唯野音景楽 曲水や詩になる前のみづは無味           帝菜 曲水やかへらぬものにみづとこゑ           常幸龍BCAD 曲水や管弦みづのごと甘く           元野おぺら きよくすいの雅楽は風となり微酔           かいみきまる 流觴を寄す月影をたぐるごと           碧西里 曲水や流れゆきたるものに影           富山の露玉 R8.3.6 曲水の鳥影は野を流れをり           巴里乃嬬 曲水のゆかし明るし盃の揺れ           妹のりこ 思慮深きかほして曲水のみづは           日土野だんご虫 曲水のちよつといぢわるさうなみづ           おかまごはん 曲水の詩片よ觴の真顔が来           一斤染乃 曲水の淀み羽觴の空回り           近江菫花 曲水やしばし羽觴のうしろむき           谷山みつこ 流觴の尻から来るままを詠み           多数野麻仁男 曲水を松葉流るやそれを詠む           いかちゃん 五の角を越へて曲水をはりけり           みいみ 曲水や水脈のひかりの草書めく           押見げばげば 曲水の袂へ何か軽きもの           八神てんきゅう 曲水や岩にせかるる恋の歌           佐藤レアレア 『天』 あくがるる身は流觴を手放せり           七瀬ゆきこ